(音楽レヴュー)大野まどか/光の瀬音 2009年作

音楽レヴュー

主に東京で活動している大野まどかのミニアルバム。
ピアノによる弾き語り。
僕が初めて聴いたのはmyspaceでの試聴でした。
初めて聴いた時の感覚が印象的で、ピアノの弾き語りとしては
何とも個性的だなという思いでした。
ピアノの弾き語りといえば、Jpop的なもの、ジャズ的なもの、クラシック的なものが多い中なんともオルタナティブなスタイル。
叩くようにピアノを弾いてる上になんともローファイな録音、その中にも光るメロディーもあるしその上にダニエルジョンストンのカバーまでしている(笑
前の録音作品「DEAR ALL FRANKENSTEIN AROUND THE WORLD」ではその辺の魅力が十分に堪能できます。

今回はガラッと変わったとまではいえなくても、曲ごとのスタイルの幅が広がっています。
歌のメロディーが全体を引っ張っている「アドルフの地図」
不気味なくらいの静けさをたたえている「雑踏」(僕はこの曲がベストトラックだと思います)はそれこそスタイル的にはだいぶ違うと思います。
あとコードの感覚が無い構成になっていてその辺も大変面白いです。

スタイル的なことばかりになってしまいますが、
そういうことをどんどん書きたくなるほど個性的な方だと思います。
もちろん感覚的に聴いても良い作品になっています。
静けさの中に浮かび上がる美しさがあります。

多作な方のようなので今後の作品も楽しみです。

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